電力需要の大半をカバーしている火力発電に比べ、原発はコストが非常に安い。
環境にやさしい自然エネルギー(風力、太陽光など)と比べてもその建設コストや発電量を考慮すると、断然、原発のほうが効率的、 ということがよく言われています。
確かに現状では、間違いではないのでしょう。
aicon07 しかし、今の福島原発の事故後の状況を見る限り、このまま原発のシェアが増加することはあり得ないと思わざるを得ません。
確かに、燃料として石油を使えばその費用は莫大になるのに対して、原子力で熱を発生させるだけ、であれば燃料を使用しないのでその差は大きいのは分かります。
ですが、ランニングコストとしては安いのかもしれませんが、廃炉の為の作業コストや放射性物質の処理費用などを含めると、

原発は本当に安いの?

と疑いたくもなります。福島原発の廃炉に向けての作業の困難極まりない様子が報道されていますが、他にも国内には既に運転を終えて廃炉に向けて後処理中の原発がいくつか存在するはずですが、それらの様子はあまり報道されていません。安全に、ちゃんと進んでるのかしら?と心配にもなります。
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