ムバラク大統領 : 政治・経済・ブログパーツ

混乱が続いていたエジプト情勢はムバラク大統領の辞任で局面打開。反政府デモの前に屈した独裁政権が崩壊した格好です。
後継者育成をしていなかったとも言われるムバラク氏が失脚し、当面は軍が実権を握ることになるのでしょうが、新体制が出来上がり、国内情勢が安定し、民主化政権が確立されるまではまだしばらく時間と不安と危険が続くのでしょう。安定政権誕生を持って「エジプト革命」と呼べるのではないでしょうか？
ちなみにこのエジプト、8000万人強の人口のうちの４割近くが18才未満という成長率も極めて高い国で、若年層の失業率も34％と高く、不満分子の多くを若者が占めたことも今回の混乱を後押ししたようです。さらに、チュニジアの政権崩壊に関わった人間がフェイスブックやツイッターを通じてエジプトの反政府デモに関わる若者達にそのノウハウを伝授したとも言われているようです。
恐るべし若者パワー！
学生運動は遠い昔の話となった極東の年老いた島国では政府への不満が爆発することは当分ないのでしょうか・・・

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タグ：: #エジプト革命; #ムバラク大統領; #フェイスブック; #ツイッター

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毎月初恒例で第一金曜日の日本時間夜に発表される米国雇用統計発表までの数日間、静かな動きとなることの多い株価や為替市場ですが、
今回はエジプト情勢によるリスク懸念もあり、週末のNYダウ大幅下落に続いて日経平均も一時100円以上の下落で始まりました。
通常、週明けでも殆ど窓あけのない為替市場でもクロス円等は軒並み窓をあけて下落からのスタートとなりました。
中東やアフリカへの影響が強いエジプトでは、ムバラク大統領が退陣しなければ政治的なリスクが続き、退陣すれば原油等エネルギー供給や世界経済の回復にまで影響を及ぼしかねない、とのことでその動向に注目です。
地政学リスクによりマーケットが不安定になった状態で週末に予想外の数字が飛び出した場合には・・・
いつもより要注意の週末になりそうです。