先月のサッカーアジアカップの一コマではありません。
リビア混乱が続くなか、原油高騰対策としてサウジアラビアが増産を決めました。リビア原油輸出停滞分を世界最大の産油国であるサウジアラビアが肩代わり、ということです。日本ではもともとサウジアラビア、UAE他中東諸国からの輸入が大半でリビアからの輸入はほとんどなく、直接的な影響はないはずです。リビア他アフリカ北部からはイタリア等ヨーロッパへの輸出量が多く、その為北海ブレントと呼ばれるロンドン市場の原油価格の方が米国WTIよりも上昇が先行しているのではないでしょうか?
それにしても日本は原油高騰を受けて4月から電力・ガスの値上げが発表されました。
デフレ状況の中、また一つ不条理な値上げです。
「原油が高騰しており、本来なら値上げせざるを得ないところですが、景気改善が見られない現状を踏まえ、市民の皆様の生活を第一に考える私どもとしては、料金据え置きを決定しました。」と嘘でも言ってもらえたら「さすガっス!」ですが。
リビアからの原油輸入量が2割を超えるイタリアでの電力・ガスは日本以上の大幅値上げなのでしょう。きっと・・・


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