フランス大統領選に続くビッグイベントとなったギリシャ総選挙。
過去、これまで約8割という絶対的な支持を得て政権交代を繰り返してきた連立与党、新民主主義党(ND)と全ギリシャ社会主義運動(PASOK)の2大政党は、今回の得票率では合計3割強、という惨敗でした。
これで緊縮財財政見直しと反EU機運が高まることは免れない状況に。

ギリシャの財施破綻回避(既に実質破綻ですが)のために莫大な融資を既に実行済で、その交換条件としてEUなどが求めた緊縮財政策を覆そうというのだから混乱は必至です。
ギリシャでは第一党(今回はND)が過半数を獲得できなかった場合には3日以内に連立の枠組みを提示しなければならないそうです。
連立の枠組みが間に合ったとしても、反緊縮財政への動きが活発化していくことは避けられそうにありません。
それどこらか、再選挙の可能性すらも・・・

どうなる?ギリシャ。