鉢呂経済産業相が就任早々軽率な発言で辞任し、枝野前官房長官が後任に内定したようです。
とりあえず人柄は良さそうで、軽くはなさそうな方なので期待したいものです。
ユーロ危機 日本の大臣が失言などを理由に辞任するのは最近よくあることで、「またか」と思うだけで国民の私たちもマヒしてしまいましたので、あまり気にはなりませんが、世界的にはちょっと気になる辞任騒動もあるようです...
ECB(欧州中央銀行)のシュタルク専務時事(ドイツ人)が9日に辞任を発表したことでユーロや株価の下落を招いています。
ECBはユーロ圏のソブリンリスク対応で先月、イタリアやスペインの国債買い入れを発表したばかりですが、シュタルク氏は反対していたものと思われているようです。
辞任の理由を「個人的な理由」としているところにECBの問題、ユーロの問題の根深さが覗えます。

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ユーロを牽引する経済大国ドイツでは、ユーロ加盟他国、特に南部の財政危機を救済するためにECBによる債権買い入れへの反発が高まっているようです。
10月で任期満了の現ECB総裁トリシェ氏の後任には、イタリア中銀のドラギ氏の就任が予定されていますが、もともとはウェーバー氏というドイツ連銀総裁が有力候補とされていました。
ところがこのウェーバー氏が4月に辞任した為にECB次期総裁候補はいったん白紙、その後ドラギ氏が浮上、という経緯もあります。

このウェーバー独連銀総裁の辞任理由も「個人的な理由」でした。
シュタルク氏もウェーバー氏もインフレ阻止を最優先課題とするドイツ連銀の伝統重視派だったそうです。

ドイツVSその他ユーロ加盟国の様相を呈してきているようにも見受けられます。
加盟国が増えれば、おのずと財政の健全な国と悪化する国とが出てくるでしょうから金融政策を一本化するのは困難になるのは当然ですね。
ユーロ危機にECB危機...
ユーロ円相場は100円割れか?といった無責任なデマまで飛び出す始末で、
欧州をめぐる火種はまだまだ落ち着きそうもありません...